【安定って大事?】 稼ぐ力の重要性について

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昨今、日本も先進国とはいえ物価が低下し、隣国は中国や韓国、最近では東南アジアからインバウンド観光が多くなってきています。

これは紛れもなく事実です。年収の中央値でいうとまだまだ日本はアジアでは上位だと思いますが。

このような状況、不景気が続くと人気になる職業が公務員や銀行、社会福祉法人といった安定した職業です。公務員の受験倍率においても、就職氷河期になると上昇するのは周知の事実でしょう。

不安になると目の前にある安定に見える立場や身分が魅力的に見えるのかも知れません。

ただ、私はちょっと異なった視点で安定について捉えています。

今回は私の思うところの安定について共有させていただきます。

安定って本当に安定?

私は働いている中で安定という考え方に対して疑問を抱くようになってきました。

そもそも安定とは以下のような意味です。

物事が落ち着いていて、激しい変化のないこと。

広辞苑

日本の歴史を振り返ってみても、ずっと変わりなく安定しているものはありません。
公務員という立場も実は常に変化を求められており、それに合わせて柔軟に対応できる人間が求められてきてます。

そうでない自治体は先の夕張市のように財政破綻し、行政として立ち行かないケースが実際に出てきています。

とはいえ、まだまだ民間企業と比較すれば安定していますし、そのポジションを選ぶことが悪いわけでもありません。日本において最も重要な機関ですので。

ただ、このように変化の多い日本、及び世界において私は変化しないことが一番危険だと考えています。

つまりは行政も含めてどのような企業、個人で働く場合に安定しているからそこで働こうというモチベーションで働くのはとても危険で不安定なことということです。今後もずっと同じような安定した体制が続くか分からないこの時代に安定に甘んじるのは危険です。

つまりは環境に合わせて変化すること=”稼ぐ力”について考えていきましょう。

安定とはなにか

私の考えでは稼ぐ力(環境や状況に応じて柔軟に変化できることこそが安定)を持つことこそが最も安定した状態だという理解をしています。

『どんな環境化でも稼ぐ力をもつこと』

つまりは0ベースから1を作る力をもつことができる人が最も安定した生き方をしていると私は考えます。

例えば、
・フリーでライターをやりながら旅をしている方
・サラリーマンしながら、副業で翻訳業をしている方
・農業をして野菜を作り、加工、販売まで手掛けている方 など

また、サラリーマンの方でも本業であなたがいないとプロジェクトが回らない。利益を目標値に達成するためにはあなたの営業力(マーケティング力)がないとできない。など、特異的な差を生んでいる方は安定しているかと思います。

逆を返せば、サラリーマンで周りの方と比べて特に秀でた点がない方はすでにリストラ対象となりうる資格を持っているということになります。自分もこの状態だと不安になった方もいると思います。

じゃあどうすればよいか。そう、稼ぐ力を身に付けることが重要です。

稼ぐ力を身に付けるには

稼ぐ力が重要なのはすでに皆さんご存知でしょう。
その力を身に付けるには学び続けることが必要となります。
『学ぶ』だけでも大変なのに、続けるという『継続』のステップがありますのでハードな予感がしますよね。でも容易ではないから、他の人と差別化できるのも間違いありません。

では皆さんが次に気になるのは『何を』、『どのように』でしょう。そのことについてまとめていきましょう。

何を学ぶか

なにを学ぶかを考えるだけで一日を使い果たしそうですよね。
これは役に立つのか、こっちのほうが意味があるのかといった感じですよね。

今回は大きく二つに分けて提案しますね。

仕事に関するもの

仕事に関与してくるものを学ぶと直接的、間接的に自分のスキルUPに繋がっていきます。

例えば、
・Excel、Word、PowerPointを学ぶ
⇒出来るだけで圧倒的に業務スピードが上がります。
 汎用性が高いので最初に始める学びとしてはおススメです。
・英語を学ぶ
⇒キャリアの幅は広がります。今のスキル+英語で海外でも勤務することが可能となるため、勤務地を問わずに自由な選択が手に入ります。
 また、今の業務でも情報収集が日本の文献から海外の文献までを理解できますので幅の広い情報を獲得することが可能となります。
・資格を取る
⇒今の業務に関係あるものから、少し幅をずらして新しい分野の勉強を取り入れてみる。
 建築系の資格 + 色の資格 を取得するといった感じ。

趣味に関するもの

趣味に関係することであれば、興味がある内容なので取組やすいし、継続しやすいといったメリットがあります。

例えば、
・ブログを書く
⇒自分の興味のある分野について書くと頭の中が整理されます。文章校正を考えることで多少なり文章力が向上する。また、1からHPを作成やアナリティクスを使うことでウェブに詳しくなる。
・筋トレをする
⇒見た目が良くなる。自信、体力がつく。健康になる。
 性格が変わるくらい効果絶大らしいです。根拠はありませんが、一番いいかも知れませんw
・動画を撮影して投稿する(YouTube)
⇒シナリオを考えるので企画力が培われる。加工や編集が必要となるため、必要最低限のスキルが身につく。フリーランスの副業が出来るようになる。

どのように学ぶか

学び方については2つに分けてお話します。

『始め方』と『目標設定』です

始め方について

始め方についてはおススメの方法は”先人の真似をする”です。

基本的には自己流のやり方はおすすめしません。
なぜなら遠回りになる可能性があるので、できるだけ成功した方を参考に実践してみましょう。

まずは自分が学びたい分野で成功されている方をネットか書籍で調べてみましょう。

その方ややってきた内容やノウハウを参考にやってみるといいです。
とくに個人の体験よりは、複数の方で実績があるといった内容ならもっといいです。

目標設定について

目標設定の意義として、モチベーションを維持することが重要な役割です。

その目標設定として大きな目標を一つ立てるのではなく、目標を短期~中期~長期と設定することをお勧めします。

例えば、
長期目標:仕事で活用できる統計分析の手法を学び、資料を作成し業務改善する。
中期目標:統計学で培った内容を資料にして、社内で教育を行う。
短期目標:統計学の参考書を1冊読み、実践してみる(Googleアナリティクスに挑戦)。

終わりに

学び続けることは容易なことではありません。ただし、趣味でも仕事に関係する内容でも学び続けていくうちに自分の業務や今までの経験と重なってくる部分が出来、人生の可能性が広がることは間違いありません。

一つでも深い知識をつけ、時代に適応できる方が最も安定した社会人だと私は思います。

もし、少しでも将来に不安があるのであれば、今日から始めましょう。

今日が私たちにとって最も一番若い可能性がある日になります。

学び続けて、稼げる力を身に付けていきましょう。ではでは。

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