公務員を辞めて社会人留学した理由

Travel
この記事は約7分で読めます。

今ある仕事を辞めて、新しい仕事へ乗り換える ”転職” ですら勇気がいる行動だと思います。

さらに留学となると、『お金』、『時間』を費やして学生に戻るので、自立して働いている方にとっては大きなギャンブルのように感じるでしょう。

・もし、想像より成長できなかったらどうしよう。
・もし、海外が合わなかったらどうしよう。
・帰国後、転職活動で失敗したらどうしよう。
・留学経験が転職に有効になるのか不安。
・周りの目が気になる。 など

このような悩みが多いのではないでしょうか。これは転職でも、留学でも共通の悩みが多い。

実際に私自身も相当悩みましたが、

『どのように考えて、離職をして、海外留学へ挑戦するまで行動に移せたのか。』という経験が今悩んでいる方にとっては参考になると思いますので共有していきます。

留学した理由

留学という選択をした理由に関して3つの項目にブレイクして整理してみます。

ざっくりいうとこれが最終目標です。
・英語話せたらカッコイイ ⇒ モテる!
・海外で働けば儲かる   ⇒ モテる!
・海外へ住める選択肢   ⇒ 人生の安定

これを前提にどのような思いで決断したかを掘り下げます。

動機

潜在的な思い

私は幼い頃から、海外に憧れを抱いていたというのが前提としてありました。洋画「ターミネーター」や「マスク」、海外ドラマ「フルハウス」、「ヤングスーパーマン」など多くの作品に触れていたので華やかなでフランクに生活している雰囲気に憧れていました。

ただ、高校生⇒大学生となるにつれて目の前にある楽しさ(サークル、飲み会、スポーツ)に明け暮れていて、英語力を伸ばすどころか、海外で働きたいということを忘れていました。

そして大学3年生になり、理系だったため研究室配属となりました。そこで出会った先輩の多くがグローバルな方でした。

・留学経験を有していて、英語が流暢だった。
・外国籍の研究員が多く英語を使う機会があった。

その方に出会ったころには、すでに3年生で周りは就活の準備や活動を始めていて、その段階で留学にいくという決断を下せませんでした。

理由として
・友達との卒業時期がずれる。後輩と同級生になる。
・トビタテのプログラムを利用するほどの英語力がない。
 (親の援助が必要になる)
・就職から逃げているだけと思われそうと感じた。

このような他者の目を気にしたり、自分の努力不足で挑戦することすれしませんでした。一番の後悔はここかも知れません。※今学生の方は挑戦しやすい時期に周りを気にせず、チャレンジしてね。

そして、卒業旅行として人生初の海外旅行でアメリカはロサンゼルス&ラスベガスに行きました。

衝撃を受けました。規模もそうですが、特に日本との文化の違いに衝撃を受けました。このときに心の中、海外の面白さが植付られたかもしれません。

公務員時代

心のどこかで海外に対する思いを抱えたまま、私は公務員になりました。

別の記事で書く予定ですが、公務員として働いていた時期は充実していました。私自身が仕事を楽しいと感じたのはこの時期です。

そしてガッツリ働いて、夏のリフレッシュ休暇(長期休暇)を利用して海外旅行に毎年いってました。訪れる国ごとに言語も異なれば、食べ物も違う。そして生活習慣、建築物、歴史と多くの相違点に私は非常に魅力を感じていました。この”初めての経験”、想定外という経験が私を刺激していました。

そんな中、私の周りで海外と関わる出来事が頻発しました。
・業務で翻訳する依頼があり、外国籍のスタッフと一緒に仕事したこと
・定年した上司が海外の仕事へ挑戦したこと
・一番仲の良い上司が旦那さんの転勤に合わせてアメリカへ引っ越す

それと同時に公務員という業種上致し方ないのですが、閉鎖的に感じていました。

この海外と現状に対する不満が重なった瞬間が私の社会人留学を考えるきっかけになりました。

社会人留学を選んだ理由

シンプルに以下の理由です。

・海外に住んでみたかったから。
・最短で結果が欲しかったから。
・出会いに期待して。

色んな理由で留学へ挑戦しても良いと思います。私の場合は2つでした。

海外に住んでみたい

まずは環境を変えるのが一番の刺激になるだろうと考えました。

1つ目は実際に異国の地で生活してみて耐えられるのか、あるいは挫折して日本での生活を求めてるのかを試してみるのはありかと思っていましたので。

なぜなら、海外に憧れていたり、語学力が堪能であっても全然環境に適応出来なかったら意味がないですよね?私の場合は駐在員となることも視野に入れてましたので。

シンプルに住みたいってのが根幹にあったのも事実です。

2つ目は自分を追い込みたかったからですね。私もですけど社会人になってから留学や自分を変えたいと考えている方は基本的にダルがりという特性があります。

・週末に予定がないと家でゴロゴロ
・夏休みの宿題は締切ギリギリで処理

ダルがりの人間は環境を変えるほうが効果的です。

なぜなら、人の習慣化された行動は意志だけでは変えられないから。です。

早起き一つで考えてもらえば分かると思いますが、1日だけならできますがそれを毎日習慣づけるまでは大きな労力が必要になります。

人間の脳は、新しい行動を起こすことを嫌う傾向にあるので、あなたの意志とは反対にあなたに2度寝を勧めてきます。大概のダルがり君はここで負けてしまいます。

なので、前述したとおり手っ取り早いのは『環境を変えること』と私は思いました。

・新しい環境なので習慣化された行動がない。
 ⇒新たな仕組みを構築しやすい
・周囲の人環境が変わり、モチベーションの維持が容易。
 ⇒外国籍の人、留学生

最短で結果が欲しい

真の目的はこちらです。最短時間で結果が欲しいと考えたから。

これは社会人になって何かに挑戦する人間は皆さん考える共通項だと思います。

私の場合は、『語学力』を圧倒的に成長させることを目標に掲げて留学を決意しましたので、とにかく成長できる環境を見つけたい。

日本にいながら勉強し成長することは可能です。ただし時間がかかるし、目標があるのであれば短期集中で成果を求めて動く方が効果的だと思います。

圧倒的に成長するために以下のことを条件にしました。

・学習する環境が整っていること
⇒教育のノウハウがある施設
・自分のレベルに合わせて選択すること
・遊ばない、遊べない環境であること

このような条件で絞って国、学校、目的を絞り込みました。

社会人留学における目的

どのような成果を求めて社会人留学をしたのかについてお伝えします。

・学習の仕組み化
・同じ志を持つコミュニティの構築
・今までの経験 + 留学体験 におけるシナジー効果

学習の仕組み化

せっかく時間もお金も投資して、外国へ行き勉強するのですから、語学力は伸ばしたいのはもちろんです。ただ、語学は一度は頑張れば永遠に身につくスキルではありません。日々磨き続けないと少しずつ戻っていきます。

日本に帰国後も仕事をしながら継続して学習を続けることで自分のスキルとして定着させる流れをイメージしていました。

そのため私は留学の経験を通して『学習の仕組み化』を身に付けることを重要視していました。

同じ志を持つコミュニティの構築

上記の仕組みを達成することを簡単にするのが、仲間(ライバル)だと思っています。自分の意志がダラダラしたい願望に引っ張られるときは必ずあります。そんな時周りの友人が一生懸命勉強していたら、ダラダラなんてしていられないです。

この焦りや息抜きを共にできる仲間は重要で、以下の状態で力になってくれます。

・仕組み化される前
・留学後の継続

なにより、仲間がいた方が楽しいですしね。

ただし、やる気のない友達とは縁をきりましょう。時間の無駄だし、こちらには時間がありませんからね。同じ志を持つ仲間を大切にしました。

まとめ

いかがだったでしょうか。役に立つノウハウではありませんが、私の経験から今悩んでいる方の力になれる情報となれば良いと思って書いてみました。

本当に大きな決断をするときは悩みます。それだけ本人に取っては真剣に考えている証拠です。自分と本気で向き合って後悔のない答えを出してください。では。

コメント

  1. […] ※退職してセブ留学した理由についてはこちらから […]

タイトルとURLをコピーしました