受験勉強は必要か考える

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『 受験 』

このワードを聞くだけで嫌な気持ちになる人は多い。

学生時代に嫌々勉強をした思い出がある方はアレルギー反応が出るでしょう。

都会では特に早ければ幼稚園からお受験があります。

中学受験となるとかなり一般的になってます。

両親の収入に依存しますが、世帯年収が800万円を超える世帯では7割以上が

中学受験を行ってます。

ただ、正直目的を持たずに受験勉強をしていた方々は

『果たして、受験勉強は意味があったのか・・・』

この漠然とした気持ちについて考えていきます。

ぶっちゃけ、個人的には必要だと思います。

ただし、ずば抜けて他者より優れたスペックを持つ人は除きます。

例えば、個人で稼げる方、オリンピックを目指せる方、音楽で才能ある方など。

それ以外の方は必要になります。

受験勉強とは

まず受験勉強について考えていきましょう。

一番身近な受験勉強と言えば大学受験だと思います。

私も高校生の時は、部活をしながら受験勉強をした記憶があります。

さっそく見ていきましょう。

センター試験で必要な科目

・国語
・数学
・英語
・化学
・生物
・日本史

これは私がセンター試験で受験時に勉強をした科目です。

国数英以外の科目はそれぞれの選択によって異なります。

勉強した内容は使う?

受験勉強が必要ない。無駄だと考える方の多くは以下のような考えを持っています。

・生きていて使うことはない
・仕事を始めたら必要ない

確かに生物や化学、英語などは業種によっては一生使わない可能性があるし、

必要な機会があったら、Googleなどで調べれば事足ります。

そして仕事においても同様です。

特殊な職種に就職した場合に専門科目や語学力は必要になります。

ただそのような人は全体でみると一部の少数派です。

なら、受験勉強はやっぱり必要ないでしょうか。

いや、そのようなことはありません。

私は受験勉強は必要だと考えます。

その理由を見ていきましょう。

受験勉強は必要!

使うか使わないかでは確かに使わないケースが多い。

ただそれだけでは必要ないとは言い切れません。

メリットについて考えます。

やり抜く力

これが一番、受験勉強で身につくスキルだと思います。

受験勉強は好き好んで、高校生という好奇心旺盛な時期にやりたくはありません。

中にはまれに勉強が大好きという方は当てはまりませんが・・・

勉強は嫌いだけど、それぞれの個人の目標のために時間を割くわけです。

・〇〇大学 〇〇学部へ入学したい。
・〇〇大学の〇〇部で活躍したい。
・進学して海外の大学と交流したい。
・〇〇大学へ入学してモテたい。

これらのように個人の目標なので、動機はなんだってOKです。

大事なのはこの目標のために、約1年間の青春時代を勉強に捧げる。

ここにまず意味があります。

目標達成経験

目標の大学が決まるとどの程度のスコアを取れば合格できるかが見えてきます。

その設定した目標スコアに少しでも近づけるように

各科目の弱点を洗い出してタスクを設定します。

それを一つずつクリアしていき、目標大学のスコアまで引き上げて

合格するわけです。

目標を設定して達成する経験は社会人になってからも大事です。

どのような業務でも目的があって、その目的をより良い形で提供するかを

考えていく場合などに目標を達成するために考えて行動する力は活かせるからです。

継続力

受験勉強は目標を設定するだけでは何も達成できません。

自分の力を限界まで伸ばすためには継続力が必要です。

1年間繰り返し勉強をしながら、スコアが伸びにくい時期も

遊びに行きたい、テレビが見たいときも勉強を続けていく。

この経験から得た継続力は人生そのものを豊にする最高のスキルです。

ぜひ受験勉強をきっかけにして身に付けましょう。

まとめ

一般的に受験は大学入学のために必要なもの。

役に立たないけど、やるしかないからやる。

このようなマイナスな思考で受験勉強を行うのは非常にもったいないです。

受験勉強をどうせしなければならないのであれば

今回受験による副産物として紹介したスキルを磨けて、将来の自分の生活を豊に

できるという意識を持って取り組んでください。

それだけで全然違うはずです。

大人になってからやり抜く力や継続力を鍛えるのは難しいです。

意味があると信じて頑張りましょ。では。

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